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2023年3月6日月曜日

函館国際ホテル








函館のホテルで「朝食戦争」再び、ビュッフェでイクラかけ放題…旅行サイトのランキングで人気に
2023/03/02 07:05 読売新聞
 北海道函館市内のホテルは競うように朝食を豪華にし、「朝食戦争」とも評される。新型コロナの感染拡大が落ち着き、観光客が再び訪れるようになっており、コロナによる落ち込みの巻き返しのために火花を散らす。各ホテルは、火付け役の人気旅行サイトのランキング上位に食い込もうと意気込んでいる。(安井良典)
 2月中旬の午前9時、「函館国際ホテル」1階。ビュッフェ形式の朝食ブースは、多くの観光客でにぎわっていた。
 人気を集めるのは、イカやサーモンなど好みの刺し身を選び、イクラもかけ放題のオリジナル海鮮丼だ。「ジュー」という音を出す鉄板では、シェフが牛ステーキを焼いていた。そのほか、当日作りたての湯豆腐や手作りパン、薬膳スープカレーといった変わり種まで常時約120種の料理が並ぶ。
 北海道外からやってきた家族と朝食をとっていた市内の会社員(27)は「海鮮に特化するのではなく、ほかの料理も充実しており豪華。市民も気軽に来られ、家族も喜んでくれる」と笑顔で話す。
 「函館の朝食」の人気に火を付けたのは、人気旅行サイト「トリップアドバイザー」の日本版だ。宿泊客の投票で決める「朝食のおいしいホテルランキング」が2010年から始まり、「ラビスタ函館ベイ」は11、12年と2年連続で日本一の栄冠に輝いた。以後も毎年上位に名を連ねる。
 それ以前は、JR函館駅前に広がる「朝市」に繰り出して朝食をとるのが観光客の定番だった。だが、ラビスタ函館ベイが注目を集めたことで、ほかのホテルも豪華朝食の提供を始めた。14年には函館国際ホテルが同ランキングの5位に入った。
 地元で 切磋琢磨せっさたくま した結果、20年4月に発表されたランキングでは、ラビスタ函館ベイが3位、函館国際ホテルが5位、「センチュリーマリーナ函館」が8位と、全国トップ10に市内の三つのホテルがランクインする快挙を果たした。いずれもイクラをはじめとした海鮮や作りたてデザートなどがビュッフェスタイルで楽しめる。
 3ホテルは函館駅近くにあるが、湯の川地区でも豪華朝食を売りにした「函館湯の川温泉 海と灯」が21年7月に開業した。
 21、22年はコロナの影響でランキングは実施されなかった。トリップアドバイザーは今年実施するか明らかにしていないが、ホテルは再開を待ち望む。
 函館国際ホテルの客足はコロナ前の水準に戻ってきており、佐藤則幸・総支配人は「海鮮だけでなく和洋中幅広くそろえており、外国人も含め幅広い層のニーズに対応している。今後もサイトの上位を目指していきたい」と意気込んでいる。
 ラビスタ函館ベイは、「ランキングも励みになるが、お客さまの声を 真摯しんし に受け止め、次回さらに良くなっていると言っていただけるようお迎えしたい」としている。
(引用終わり)


 ワインに詳しいわけではない。しかし‥‥。
 函館国際ホテルの朝食会場に置いてあったこのCARTA MAGNAのクラシコは、以前飲んだことがある。スーパーホテル石狩は、夜にアルコールを無料で食堂で提供している。食堂といっても朝食会場であり、夜はワインやウイスキー、日本酒、焼酎などを宿泊者に提供しているのである。ここで出ていたワインが、このCARTA MAGNAのクラシコだった。ワインに詳しくない私でも、今まで何百回となくワインを飲んだことがあるけれども、断言できるのは、このチリワイン以上に不味いワインは記憶がないということ。
 朝から酒なんか飲むなよ、という倫理的に素晴らしいメッセージを伝えるために函館国際ホテルはこの不味いワインだけを提供しているのだろう、そう考えれば納得ができる。