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2021年3月30日火曜日

ホテル 十勝ナウマン温泉ホテルアルコ ザウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ



 

 ヤフートラベルからメールが来た。この旅行代理店(?)を使ってホテルを予約することが、私の場合殆どである。
 最近は、このサイトを使って、那須陽光ホテル、芦ノ牧温泉丸峰、フォレストリゾート猪苗代四季の里、に泊まってきた。どこもいいホテルだった。那須陽光ホテルは去年泊まって気に入ったので、今年で2回目。
 さて、メールの文面にはこうある。

『新型コロナウイルスの感染拡大により大きな影響を受ける各宿泊施設を、「クチコミ」で応援しませんか?
今回ご予約いただいた「会津芦ノ牧温泉 丸峰別館 川音」での宿泊体験について、ぜひご投稿いただけますと幸いです。』

 クチコミ投稿を勧めるのは理解できる。
 しかし、だからといって、クチコミ投稿が、ホテルを賞賛応援するものである必要は、ない。
 実は、ヤフートラベルでこれまで少なくとも200回以上は(10数年は使っていると思う、ネットをやりだしたときからだから)ホテルを予約して宿泊しているけれども、クチコミを書いたのは、たった一回だけ。しかも、五段階評価の「1」で、ゼロとかマイナスがあったらそれを付けたいくらいにダメな不愉快なホテルが、
「十勝ナウマン温泉ホテルアルコ」
 だった。上に、私のクチコミをスクリーンショットで載せておく。
 興味深いことに、私の後にクチコミを投稿しているのは50代の女性で、評価は五段階評価の「5」なのだけれども、それでもホテルのフロントについては苦情を記している。

「フロントの中年の男性だけがいつも残念です。悪い人にはみせませんが基本的な接遇を学ばれては? フロントはホテルの顔です。」

 このホテルは、地元の人々がたくさん来る、「銭湯」の役割を果たしている。従って、「銭湯」に入っているような騒がしさがある。ゆっくりと温泉に浸かっているような風情は微塵も感じることはできない。食事も、取り立てて話すようなものではない。美味しいとすら私には思えなかった。
 ということで、二度と行かないホテルだからもうどうでもいいのだけれども、ひょっとして、私の低い評価によってこのホテルが旅行者に与える不愉快さをうまく逃れて、別のホテルに行く人が一人でもいたなら、それは少しは投稿が役に立ったものとして私も「受難を逃れた人」も共に喜ぶことができる。
 ヤフートラベルは、時として投稿がこうしたものになること、ホテルに否定的なものにならざるを得ないことを知っているはずである。
 いくら武漢ウイルス禍によってホテル業界が苦難の道を歩いているとしても、おかしなホテルはおかしいのであり、正当な評価(批判)を受けるべきなのだから、「応援しましょう」などという「強制的な文言」は使わないほうがいいだろう。

 ところで、陽光ホテルからのゴルフ場を眺めての夕食、朝食は共に美味しく楽しかったし、芦ノ牧温泉丸峰の食事や従業員は素晴らしかったし(ここの従業員に教えられて、会津若松の味噌屋である「松島糀店」に行き、美味しい味噌を購入した)フォレストリゾート猪苗代四季の里もいいホテルだった。
 東京から東北に向かってドライブ旅行に出るとき、もし午後に東京を出発したなら、那須は一泊するのにちょうどいい場所にある。それに、私は
「ゴルフ場が見えるホテル」
 が好きなのである。ゴルフはしないけれども、ゴルフ場を眺めるのは好きである。だから、また来年、那須陽光ホテルに泊まることだろう。グリーンが夕焼けの輝きから次第に闇に包まれてゆく移ろいを眺めながら、美味しい食事をしてワインを飲んでいるのは、楽しいのだから。
 その楽しみを初めて知ったのは・その楽しみを教えてくれたのは、淡路島の
「スプリングゴルフ&アートリゾート淡路」
 というホテルだったけれども、その話は別の時にアップしよう。

 二度と泊まらない呆れたホテルは、この、
「十勝ナウマン温泉ホテルアルコ」
 と、そしてもう一つ、
「ザウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」
 である。
PS 忘れていた、二度と泊まらない呆れたホテルがもう一つあった。
「ルグラン軽井沢ホテル&リゾート」
 このホテルについては、ここに記した。